人はなぜ「いけない恋（禁断の恋）」にハマるのか
All, 恋愛
2021/07/20
不倫や浮気は倫理的にしてはいけない行為とされています。
しかし、実際にこの世界には星の数ほどの不倫や浮気が存在しています。
「いったいなぜ？」と疑問に思っている人も多いのではないでしょうか？
不倫や浮気をしている人（していた人）も、はじめは同じように思っていたはずですが、いつの間にか「いけない恋」をしてしまっているのです。
この記事では、そんな「人はなぜいけない恋にハマるのか」という疑問について解説していきたいと思います。
カリギュラ効果が理性を破壊する
最初に言っておくと、不倫や浮気に全く抵抗感がない人もいたりします。
決してパートナーの事を嫌いというわけではなく、好きだけど違う異性とも男女関係になりたいと思っている人たちです。
しかし、不倫や浮気をしてしまう人の大多数は、「そんなことするつもりはなかったんだけど」というように、理性で抑えることがギリギリできずにハマってしまいます。
根が真面目な人ほど浮気しやすいとも言われていますが、それは「カリギュラ効果」が理性を破壊しているからなのです。
「カリギュラ効果」とは、「禁止されると余計にその禁止された事をしたくなってしまう心理」の事です。
「押すなよ」と言われると押したくなってしまったり、「絶対見ちゃだめだよ」と言われると見たくなってしまうあの現象です。
例えば「鶴の恩返し」はまさにこのカリギュラ効果が使われている民話です。
不倫や浮気は、「倫理的にしてはいけないこと」ですから、お互い好意を持っていたとしたも、両方（もしくはどちらか）にすでにパートナーがいれば、理性で欲望を抑えることができます。
しかし、「あなたには奥さんがいるから絶対これ以上の関係にはなっちゃダメなの」「君には旦那さんがいるから気持ちを抑えなきゃ」という言葉を口に出せば出すほど、カリギュラ効果が生まれ、理性が破壊されていくのです。
なぜ不倫や浮気から抜け出せないのか？
一線を越え一度不倫や浮気関係になってしまうと、なかなかその関係から抜け出せなくなってしまう人は多いものです。
「いったいなぜ不倫や浮気から抜け出せないのか？」
実は、「瞬間的な快楽による幸福度の高さ」が要因となっているのです。
不倫や浮気をしてしまった時、まず初めに考えるのが「いけないことをしてしまった」という事です。
その後、非常に大きな「罪悪感」が襲ってきます。
それにもかかわらず、多くの人が二度目、三度目と不倫や浮気の回数を重ねていき、バレるまでやめられないという状況に陥ってしまうのです。
それは、不倫や浮気の際のセックスでドキドキ感も幸福感も味わえ、その記憶をインプットしてしまうからなのです。
不倫や浮気をしてしまう人は、自己肯定感が低かったり、現状に不満がある人がハマりやすいと言われています。
日々の生活の中で、ミスをしてしまったり、注意されたり、必要とされていなかったりすると、本能的に幸福になるための方法を探します。
そう、過去にインプットした「不倫や浮気のドキドキ感と幸福感」が頭の中に浮かぶのです。
不倫や浮気をしている時は、普段の生活の中で感じたマイナスの感情を感じなくて済むので、いけないこととはわかっていても何度も関係を続けてしまうのです。
まとめ
今回は、人はなぜいけない恋にハマるのかという疑問について解説してきました。
不倫や浮気をしてしまう人は、単純に願望があるだけでなく、カリギュラ効果によって理性が破壊されてしまうという場合もあることがお分かりいただけたかと思います。
更に、関係を持った時のドキドキ感や幸福感が体と心にインプットされることによって、不満があったり嫌なことがあった時にそのインプットしたものが思い浮かんでしまうことによって、抜け出せなくなってしまうのです。
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